“大宰府”の読み方と例文
読み方割合
だざいふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大宰府だざいふを、第二の根拠地に、とは宗盛以下の最初の決心だったが、徐々、勢力を挽回してくるにつれて、ふたたび、都へ都へと、移動して来た。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
筑紫つくし大宰府だざいふから都まで、十五日でくるものを、いくら遠いといっても備前、備中の間が十二、三日かかるわけがない、せいぜい三日というところであろう。
筑紫の少弐しょうに貞経の子、頼尚よりひさ兄弟が大宰府だざいふから一族五百余人をひきつれて
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)