“大宰大弐”の読み方と例文
読み方割合
だざいのだいに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壮年期には、大宰大弐だざいのだいにという官職にもついていたし、晩年には日宋貿易の上からも、彼と九州とは、唇歯しんしの関係もただならぬものであったのに。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
同じく大宰大弐だざいのだいには職田六町とともに正五位の位田十二町、同じく大宰少弐は職田四町とともに従五位の位田八町。すなわち大宰官吏は長官より序を追うて四十四町、十八町、十二町である。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)