“太宰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だざい88.9%
みこともち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔註〕太宰だざい氏の『経済録』政篇に曰く。日本においては諸道の学者技芸まで多くは専門にてその家を世々にし、国家に仕えてその禄俸を世々にす。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
太宰だざいというのは、わばペンネエムであって、私の生まれた時からの名は、その木村武雄なのである。
乞食学生 (新字新仮名) / 太宰治(著)
などと謂ふものがあるが、此等も多分日本から任那に派遣せられて居る太宰みこともちが朝廷の名を濫用したのであらうなどとも解釋せられて居る。
聖徳太子 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)