“分岐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんき80.0%
エダモノ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このチャアリイと、兄のウォルタアがいま対面したら?——あまりにくっきりした人生の分岐ぶんきだ。双方に残酷だ。もうこうなったらは、会わないほうがいい。
チャアリイは何処にいる (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
燈籠とうろうやら、いくつにも分岐ぶんきした敷石の道やら、瓢箪ひょうたんなりの——この形は、西洋人なら、何かに似ていると言って、婦人の前には口にさえ出さぬという——池やら
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
だから実際は、山部ヤマベ海部アマベの種族と言ふでふ、元日本民族の分岐エダモノ者であつたのが、多いのではないかと思ふ。