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任
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まか
ふりがな文庫
“
任
(
まか
)” の例文
さうして
東隣
(
ひがしどなり
)
から
借
(
か
)
りて
來
(
き
)
た
蓙
(
ござ
)
が五六
枚
(
まい
)
敷
(
し
)
かれた。それから
土地
(
とち
)
の
習慣
(
しふくわん
)
で
勘次
(
かんじ
)
は
淨
(
きよ
)
めてやつたお
品
(
しな
)
の
死體
(
したい
)
は一
切
(
さい
)
を
近所
(
きんじよ
)
の
手
(
て
)
に
任
(
まか
)
せた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それゆえ誰かそれをどうにか出来る者に
任
(
まか
)
さなければならなかったからであるし、私の財政に関しては、収税請負人は富裕であって
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
お前さんはマアわしに
任
(
まか
)
せて、なんの心配することアねえやな、今におしんも帰ってくるから、ユックリ話して休んでいなさるがいい
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
何年何月何日にどうしたこうしたとあたかも口から
出
(
で
)
任
(
まか
)
せに
喋舌
(
しゃべ
)
っているようである。しかもその
流暢
(
りゅうちょう
)
な弁舌に抑揚があり
節奏
(
せっそう
)
がある。
カーライル博物館
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いえ、いきなり九条殿へ、あなたがお訪ね遊ばしては、人目立ちましょう。てまえにお
任
(
まか
)
せくだされば、よいように運びますが」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
足の弱い
奴
(
やつ
)
なんぞ相手にしていられるもんかと、自分の
健脚
(
けんきゃく
)
に
任
(
まか
)
せてさっさと友を
置
(
お
)
き
去
(
ざ
)
りにして行ってしまいそうに思われる。
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
然し血気の怒に
任
(
まか
)
する巳代吉の勢鋭く、親分は右の手首を
打折
(
うちお
)
られ、
加之
(
しかも
)
棒に出て居た釘で右手の肉をかき
裂
(
さ
)
かれ、大分の
痛手
(
いたで
)
を負うた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
足に
任
(
まか
)
せて行くほどに、山路に迷い込んだりしたが、夜が明けた頃ふたゝび元の
在所
(
ざいしょ
)
へ戻って来たところを、討手に捕えられた。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「ではうばをお
召
(
め
)
し
抱
(
かか
)
えになり、お湯をおつかわせ申す女たちをもおおきになって、それらの者にお
任
(
まか
)
せになればよろしゅうございます」
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
しかはあれ、一切の
虚僞
(
いつはり
)
を棄てつゝ、汝の見し事をこと/″\くあらはし、
瘡
(
かさ
)
ある處は人のこれを掻くに
任
(
まか
)
せよ 一二七—一二九
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
只今
(
たゞいま
)
はお
気楽
(
きらく
)
でございますよ、
皆
(
みな
)
さん
方
(
がた
)
に
任
(
まか
)
せツきりで、
憲法発布
(
けんぱふはつぷ
)
が
有
(
あ
)
りまして、それからは
皆
(
みな
)
えらい
方
(
かた
)
が
引受
(
ひきう
)
けて
何
(
な
)
んでもなさるのです。
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
海よりただちに高く築き上げられたる外観の極めて美はしく、逞しきは、古三韓の地も優に指揮に
任
(
まか
)
すべく、その風姿せまらざるものあり。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
が、店のものにも
暇
(
ひま
)
を出さず、成行きに
任
(
まか
)
せていた所を見ると、それでも幾分か心待ちには、待っていたのでございましょう。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
行儀作法も知らず言葉遣いは下等人物同様で一挙一動が
悉
(
ことごと
)
く感情
任
(
まか
)
せという動物性の人間も
寡
(
すくな
)
くない。実に野蛮界の
有様
(
ありさま
)
を現出しているね。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
絶えず束縛され——無理
強
(
じ
)
ひに
生得
(
せいとく
)
の性質の火を絶えず
弱
(
よわ
)
めさせられて、その焔が内に向ふに
任
(
まか
)
せ生命を
刻々
(
こく/\
)
に嘗め盡すとも
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
させおのれら
我意
(
がい
)
に
任
(
まか
)
せて
退出後
(
たいしゆつご
)
にゆる/\
休足
(
きうそく
)
し
酒盛
(
さかもり
)
などして夜に入て
評定
(
ひやうぢやう
)
し又もなかれて
歸
(
かへ
)
すなとよく/\
舜帝
(
しゆんてい
)
の御心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
高低のある広い地は一面に雑草を以て
蔽
(
おお
)
われていて、春は
摘草
(
つみくさ
)
に
児女
(
じじょ
)
の自由に遊ぶに適し、秋は
雅人
(
がじん
)
の
擅
(
ほしいまま
)
に散歩するに
任
(
まか
)
す。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それを見るとわたしはあわてて、あとをも見ずに、足に
任
(
まか
)
せて小山をかけ下りて、ヴィタリスのいる所までにげようとした。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
此時
(
このとき
)
如何
(
いか
)
に
憘
(
うれ
)
しく、また、
如何
(
いか
)
なる
談話
(
だんわ
)
のあつたかは
只
(
たゞ
)
諸君
(
しよくん
)
の
想像
(
さうぞう
)
に
任
(
まか
)
せるが、
茲
(
こゝ
)
に
一言
(
ひとこと
)
記
(
しる
)
して
置
(
お
)
かねばならぬのは、
此
(
この
)
大輕氣球
(
だいけいききゆう
)
の
事
(
こと
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
日本政府は二百四十万
弗
(
ドル
)
を
支出
(
ししゅつ
)
し、四年間
継続
(
けいぞく
)
の工事としてこれを
経営
(
けいえい
)
し、技師職工は仏人を
雇
(
やと
)
い、
随
(
したがっ
)
て
器械
(
きかい
)
材料
(
ざいりょう
)
の買入までも仏人に
任
(
まか
)
せたり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
また、
舵手
(
コクスン
)
のイズレール・ハンズは注意深い、狡猾な、老練な、経験のある海員で、まさかの時にはほとんど何でも
任
(
まか
)
すことが出来る男だった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
「へへへへへへ」すると、井関さんは、
癖
(
くせ
)
の、気味悪い笑い方をして「それはまあ、私に
任
(
まか
)
せておいて下さい。決してつまらない者は呼びません。 ...
覆面の舞踏者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それゆえ学校事業は独立事業としてはずいぶん難い事業であります。しかしながら文学事業にいたっては社会はほとんどわれわれの自由に
任
(
まか
)
せる。
後世への最大遺物
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
と
酔
(
よい
)
に
任
(
まか
)
せて
詰寄
(
つめよ
)
りました。すると母は僕の剣幕の余り鋭いので
喫驚
(
びっくり
)
して僕の顔を見て
居
(
い
)
るばかり、一言も発しません。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
……
狂人
(
きちがひ
)
でも
何
(
なん
)
でも
構
(
かま
)
はん。
自分
(
じぶん
)
が
生命
(
いのち
)
がけの
女房
(
にようばう
)
を
自分
(
じぶん
)
が
救
(
すく
)
ふに
間違
(
まちがひ
)
は
有
(
あ
)
るまい。
凡
(
すべ
)
て
任
(
まか
)
して
貰
(
もら
)
はう。
何
(
なん
)
でも
私
(
わたし
)
のするまゝに
為
(
さ
)
して
下
(
くだ
)
さい。……
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そして、舟をゆくままに
任
(
まか
)
しておくと、いつの間にか遊びが
畢
(
おわ
)
って、舟は元の処に帰って船がかりをするのであった。
織成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
あとは読者の方々のご想像に
任
(
まか
)
せるよりしかたがない。それに八五郎を結婚させたら、もうおしまいだろうと思う。
平次と生きた二十七年
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「じゃあ一つ、わしがそれを
生捕
(
いけど
)
ってあげよう。そのかわり、ほんとに生捕ることが出来たら、手荒なことをしないで、
万事
(
ばんじ
)
わしに
任
(
まか
)
してくれるかね」
狸のお祭り
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
それ
故
(
ゆゑ
)
規則
(
きそく
)
でやつた
事
(
こと
)
は
何處
(
どこ
)
へも
通用
(
つうよう
)
するといふ
譯
(
わけ
)
には
參
(
まゐ
)
りません。
矢張
(
やはり
)
本人
(
ほんにん
)
の
獨立心
(
どくりつしん
)
に
任
(
まか
)
せなければなりません。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
が、この男はまだ芸術家になりきらぬ中、
香具師
(
やし
)
一流の
望
(
のぞみ
)
に
任
(
まか
)
せて、安直に
素張
(
すば
)
らしい大仏を造ったことがある。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
任
(
まか
)
せ置きたるに弟金起は兎角放埓にして悪しき行い多く殊に支店の金円を遣い込みて施寧の許へとては一銭も送らざる故施寧は自ら長崎に渡らんとの心を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
時ならぬ忠告は有害ならぬまでも、無益におわる場合多ければ、
葬式
(
そうしき
)
に
祝詞
(
しゅくじ
)
を呈し、めでたき折に泣き
言
(
ごと
)
を述ぶるに
等
(
ひと
)
しきことは常識に
任
(
まか
)
せて
謹
(
つつし
)
みたい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
その存分に
任
(
まか
)
すべしという規定があり(Noxa deditio)、またガーイウス、ウルピアーヌスらの言うところに拠れば、この行害物引渡の主義は
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
全く自由自在のようなれども、
左
(
さ
)
ればとて食物を勝手に
任
(
まか
)
せて何品でも喰い次第にすると云う
訳
(
わ
)
けではない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
おのれも手伝い申さんというに
任
(
まか
)
せて
働
(
はたら
)
かせて置きしに、
午飯時
(
ひるめしどき
)
に
飯
(
めし
)
を食わせんとて
尋
(
たず
)
ねたれど見えず。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
例えば中国一たび亡びんか、日本も必ず幸いなし。何ぞそれ
能
(
よ
)
く国家の旗を高く
樹
(
た
)
てるを
任
(
まか
)
せんや。
嗚呼
(
ああ
)
君、われら、今彼らの滅種政策の下に
嫉転
(
えんてん
)
呼号するもの。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
その
後
(
のち
)
幾年
(
いくねん
)
か
経
(
た
)
って、
男
(
おとこ
)
の
方
(
ほう
)
があきらめて、
何所
(
どこ
)
からか
妻
(
つま
)
を
迎
(
むか
)
えた
時
(
とき
)
に、
敦子
(
あつこ
)
さまの
方
(
ほう
)
でも
我
(
が
)
が
折
(
お
)
れたらしく、とうとう
両親
(
りょうしん
)
の
勧
(
すす
)
めに
任
(
まか
)
せて、
幕府
(
ばくふ
)
へ
出仕
(
しゅし
)
している
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
闇黒を悪魔に与えてその
跳梁
(
ちょうりょう
)
に
任
(
まか
)
し、夢の天国を自ら守る人には、永久に平和が失われないのである。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
金髮を風の脣に、白い
肌
(
はだへ
)
を野山の
精
(
せい
)
の
眼
(
め
)
にみえぬ手に、
無垢
(
むく
)
の身を狂風に乘る男に、おまへは
任
(
まか
)
せる。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
清盛の
懲罰
(
ちょうばつ
)
は
魔王
(
まおう
)
に
任
(
まか
)
せてください。この世では記録にないほどの恐ろしい
苛責
(
かしゃく
)
を受け、死後もまた
地獄
(
じごく
)
におちて
永劫
(
えいごう
)
につきない火に焼かれなくてはならなかったら!
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
「よろしい。では給料の点は儂に
任
(
まか
)
しておくがいい、それから君は何日何時でも旅行に出られるだろうね。儂が新聞広告で
係累
(
けいるい
)
のない人間を求めたのはそうした理由だよ」
日蔭の街
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
惑
(
まよ
)
ひし
眼
(
め
)
に
邪正
(
じやしやう
)
は
分
(
わ
)
け
難
(
がた
)
し、
鑑定
(
かんてい
)
は
一重
(
ひとへ
)
に
御眼鏡
(
おめがね
)
に
任
(
まか
)
さんのみと、
恥
(
はじ
)
たる
色
(
いろ
)
もなく
陳
(
の
)
べらるゝに、
母君
(
はゝぎみ
)
一ト
度
(
たび
)
は
惘
(
あき
)
れもしつ
驚
(
おど
)
ろきもせしものゝ、
斯
(
か
)
くまで
熱心
(
ねんしん
)
の
極
(
きは
)
まりには
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
とはいへ、一
生
(
しゃう
)
の
航路
(
ふなぢ
)
をば
一
(
ひと
)
へに
神
(
かみ
)
に
任
(
まか
)
した
此身
(
このみ
)
!……(一同に對ひ)さ、さ、
元氣
(
げんき
)
な
人達
(
ひとたち
)
。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
西洋諸国たえて
鄙野
(
ひや
)
の教門なし。ここをもって人の好むところに
任
(
まか
)
するもまた可ならん。かつ人々
識
(
しき
)
高く、学
博
(
ひろ
)
し。あに木石虫獣を拝する者あらんや。わが邦はすなわち
否
(
しから
)
ず。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
生來
(
せいらい
)
貴方
(
あなた
)
は
怠惰者
(
なまけもの
)
で、
嚴格
(
げんかく
)
で
無
(
な
)
い
人間
(
にんげん
)
、
其故
(
それゆゑ
)
貴方
(
あなた
)
は
何
(
な
)
んでも
自分
(
じぶん
)
に
面倒
(
めんだう
)
でないやう、
働
(
はたら
)
かなくとも
濟
(
す
)
むやうと
計
(
ばか
)
り
心掛
(
こゝろが
)
けてゐる、
事業
(
じげふ
)
は
代診
(
だいしん
)
や、
其他
(
そのた
)
のやくざものに
任
(
まか
)
せ
切
(
き
)
り
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
与えられた運命の風のまにまに身を
任
(
まか
)
せ、そうして大事の一点で、ひらっと身をかわして、より高い運命を
創
(
つく
)
る。宿命と、一点の人為的なる技術。ヴィナスの結婚は仕合せであった。
懶惰の歌留多
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
これを思って来ると、おきみも陰険でいやらしい女と思いますが、そんなことを知らないで坊っちゃん気質に
任
(
まか
)
せ手近かで
腹癒
(
はらい
)
せしたがる池上も随分浅墓なものだと思われて来ます。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
傍の人がとめると、それならかうさせてくれと云つて、その着物をお末にかけて、自分はその傍に添寝をした。お末の知覚はなくなつてゐたから、医師も母のするまゝに
任
(
まか
)
せて置いた。
お末の死
(新字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
つまりこの
後
(
あと
)
へ
來
(
く
)
る
言葉
(
ことば
)
を
補
(
おぎな
)
へば、
私
(
わたし
)
の
知
(
し
)
りあひの
人
(
ひと
)
は
元
(
もと
)
の
身
(
み
)
ではないといふ
言葉
(
ことば
)
にすぎません。さうした
言葉
(
ことば
)
を
入
(
い
)
れるのと
讀
(
よ
)
む
人
(
ひと
)
の
氣持
(
きも
)
ちに
任
(
まか
)
せるのと、どちらが
好
(
よ
)
いと
思
(
おも
)
ひますか。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「ひとつ御相談にのりましょう。短気はおやめなさりませ。死ぬほどの事情がありましても、生きられる事情にもなりますもので。ひとつ御相談に乗りましょう。私にお
任
(
まか
)
せなさりませ」
血ぬられた懐刀
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“任”の意味
《名詞》
(ニン) 課せられた仕事。果たすべき役目。
(ニン)任務にふさわしい能力を持つこと。
(まき、まけ) (古)任命すること。
(出典:Wiktionary)
“任”の解説
任(じん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
“任”を含む語句
放任
責任
主任
任務
貞任
任意
心任
任侠
出任
松任
宗任
惟任
安倍貞任
叙任
力任
一任
任地
任運
公任卿
責任者
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