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『懶惰の歌留多』
ふりがな文庫
『
懶惰の歌留多
(
らんだのかるた
)
』
私の数ある悪徳の中で、最も顕著の悪徳は、怠惰である。これは、もう、疑いをいれない。よほどのものである。こと、怠惰に関してだけは、私は、ほんものである。まさか、それを自慢しているわけではない。ほとほと、自分でも呆れている。私の、これは、最大欠 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸」1939(昭和14)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
斉
(
ととの
)
創
(
つく
)
厭
(
あ
)
夫
(
おっと
)
屹
(
き
)
止
(
と
)
生
(
なま
)
言
(
こと
)
一人
(
いちにん
)
冠
(
かんむり
)
含羞
(
がんしゅう
)
操
(
みさお
)
消
(
け
)
老爺
(
ろうや
)
落語
(
らくご
)
除
(
よ
)
不忍
(
しのばず
)
之
(
これ
)
乞食
(
こじき
)
了
(
しま
)
以
(
もっ
)
任
(
まか
)
依
(
よ
)
冥土
(
めいど
)
冷雨
(
ひさめ
)
凄
(
すご
)
凄惨
(
せいさん
)
凝然
(
ぎょうぜん
)
可笑
(
おか
)
吐鳴
(
どな
)
呆
(
あき
)
哭
(
な
)
唖
(
おし
)
唸
(
うな
)
嘲罵
(
ちょうば
)
団扇
(
うちわ
)
塵事
(
じんじ
)
奴
(
やつ
)
妖怪
(
ようかい
)
安堵
(
あんど
)
就
(
つ
)
尻餅
(
しりもち
)
山路
(
やまみち
)
幅
(
はば
)
廃墟
(
はいきょ
)
怠惰
(
たいだ
)
怨嗟
(
えんさ
)
怪
(
け
)
所謂
(
いわゆる
)
拍
(
う
)
掻
(
か
)
提灯
(
ちょうちん
)
撒
(
ま
)
日向
(
ひなた
)
暮靄
(
ぼあい
)
曳
(
ひ
)
杭
(
くい
)
桃李
(
とうり
)
歳
(
とし
)
泡
(
あわ
)
浦曲
(
うらわ
)
濛々
(
もうもう
)
焔
(
ほのお
)
煙草
(
たばこ
)
爽快
(
そうかい
)
牝
(
めす
)
狼狽
(
ろうばい
)
瓜
(
うり
)
由良
(
ゆら
)
畏怖
(
いふ
)
痩躯
(
そうく
)
痴呆
(
ちほう
)
白樺
(
しらかば
)
稲荷
(
いなり
)
窄
(
すぼ
)
竹馬
(
ちくば
)
筈
(
はず
)
箸
(
はし
)
老憊
(
ろうはい
)
耳朶
(
みみたぶ
)
臥竜
(
がりょう
)
自惚
(
うぬぼ
)
自矜
(
じきょう
)
臼
(
うす
)
葛湯
(
くずゆ
)
蟹
(
かに
)
親石
(
おやいし
)
詠
(
よ
)
身悶
(
みもだ
)
輪廻
(
りんね
)
途方
(
とほう
)
邑
(
むら
)
酒盛
(
さかもり
)
鋏
(
はさみ
)
鏝
(
こて
)
雌伏
(
しふく
)
青鷺
(
あおさぎ
)
類
(
たぐい
)
高邁
(
こうまい
)
鬚
(
ひげ
)