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浦曲
ふりがな文庫
“浦曲”の読み方と例文
読み方
割合
うらわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらわ
(逆引き)
常に気をつけている岡崎の船関で、今夜、時ならぬ
警鼓
(
けいこ
)
がひびき、
浦曲
(
うらわ
)
や鳴門の山にかけて、しきりと、提灯の点滅するのを海から眺めたふたりは
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昼にここから見た
打出
(
うちで
)
の浜の光景が、畳と襖一面にぶち抜いて、さざなみや志賀の
浦曲
(
うらわ
)
の水がお銀様の
脇息
(
きょうそく
)
の下まで、ひたひたと打寄せて来たのでありました。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
此れは
逗子
(
づし
)
の
浦曲
(
うらわ
)
に住む漁師にて候、吾れいまだ天長節外務大臣の夜会てふものを見ず候ほどに
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
浦曲(うらわ)の例文をもっと
(14作品)
見る
浦
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
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