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任
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まま
ふりがな文庫
“
任
(
まま
)” の例文
スペイン人が初めて西大陸へ討ち入った時、土人騎兵を半人半畜の神と心得ひたすら恐れ入り、その
為
(
な
)
すが
任
(
まま
)
にして亡ぼされたは衆人の知るところだ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ところが畜生に、国を遣っても仕方がないから智馬を施主として大いに施行し、七日の間人民どもの欲しい物を好みの
任
(
まま
)
に与うべしと
勅諚
(
ちょくじょう
)
で
無遮
(
むしゃ
)
大会
(
だいえ
)
を催した。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
光勝やむをえず『法花経』を軽しめた罪を
懺悔
(
さんげ
)
す。法蓮その米を国中に施し諸人心の
任
(
まま
)
に
荷
(
にな
)
い去る。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
悲しみ気遣いながら抵抗せず、予の
為
(
な
)
す
任
(
まま
)
に
順
(
したが
)
いしは
転
(
うた
)
た予をして
惻隠
(
そくいん
)
の情に堪えざらしめた。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
教えの
任
(
まま
)
にその所を掘って大金を獲、大いに富んだとして居る。
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“任”の意味
《名詞》
(ニン) 課せられた仕事。果たすべき役目。
(ニン)任務にふさわしい能力を持つこと。
(まき、まけ) (古)任命すること。
(出典:Wiktionary)
“任”の解説
任(じん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
“任”を含む語句
放任
責任
主任
任務
貞任
任意
心任
任侠
出任
松任
宗任
惟任
安倍貞任
叙任
力任
一任
任地
任運
公任卿
責任者
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