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誰何
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すゐか
ふりがな文庫
“
誰何
(
すゐか
)” の例文
喜太郎は
狼狽
(
うろた
)
へながら、しはがれた声で闇の中の見知らぬ人間を
誰何
(
すゐか
)
した。が、相手はまだ笑ひ声を収めたまゝ、ぢつとしてゐる。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
出入を一々
誰何
(
すゐか
)
する。俺は何の気なしに車を下りて式台の石段を
上
(
のぼ
)
つた。警部がつかつかやつて来て、「
誰方
(
どなた
)
です」と問うた。
流石
(
さすが
)
に敬語を使つた。
畜生道
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
猶
(
なほ
)
之
(
これ
)
と同じ飛行練習場が
巴里
(
パリイ
)
の近郊
丈
(
だけ
)
に十箇所から有ると聞いて
如何
(
いか
)
に飛行機の研究が
盛
(
さかん
)
であるかが想はれる。飛行場は一切陸軍省に属して居るから
出入
(
しゆつにふ
)
の人を騎馬の憲兵が
誰何
(
すゐか
)
する。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
誰
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“誰”で始まる語句
誰
誰方
誰人
誰彼
誰某
誰一人
誰袖
誰々
誰奴
誰様