“御序”の読み方と例文
読み方割合
おついで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過日願上候『七部集』及『故人五百題』(活字本)は御面倒ながら御序おついでの節御送り願上候。子規子近来の模様如何。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
御礼御序おついで御頼おたのみ申候。なおあなたよりも御祝之品に預り痛み入候。いづれこれより御礼可申上もうしあぐべく候。扇子だけありあわせていし候。御入手可被下くださるべく候。御出張之先之事、御案も候半。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
勘定を御序おついでにといわれるようになれば、遊びはもっとも入易いが、それが後に囲みをもっとも出難でにくい所で、お気の毒さま今日は六畳が塞がってと、表寄りの九畳へ案内された貞之進は
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)