“呈出”の読み方と例文
読み方割合
ていしゅつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「寒月君博士論文はもう脱稿するのかね」と主人が聞くと迷亭もそのあとから「金田令嬢がお待ちかねだから早々そうそう呈出ていしゅつしたまえ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
第五十条 両議院ハ臣民ヨリ呈出ていしゅつスル請願書ヲ受クルコトヲ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
ねずみはまだ取った事がないので、一時は御三おさんから放逐論ほうちくろんさえ呈出ていしゅつされた事もあったが
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)