“がっ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡良瀬川わたらせがわの利根川にがっするあたりは、ひろびろとしてまことに阪東ばんどう太郎の名にそむかぬほど大河たいかのおもむきをなしていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
がっしてはじめて一秘符となる古文書を、中央からやぶいて二片一番つがいとしたさえあるに、しかも、その両片の一字一語に老工瀕死ひんしの血滴が通い
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「合ったり離れたりして来たその流れが、滝口のところで一つにがっし、すさまじい勢いでどうどうとなだれ落ちるんだ」
滝口 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)