まさ)” の例文
そのてい蛮のごとし、戯れに詩を作りていわく、〈宿房の大黒晨炊を侑む、まさ若耶渓じゃくやけいの女の眉を掃くべきに、好在こうざい忘心一点もなし、服はただ繒布そうふにして語は蛮夷なり〉。
「取士能空冀北群。堂堂大国重斯文。平洲夫子大峰叟。季孟之間合待君。」〔士ヲ取ルニク空シクス冀北ノ群ヲ/堂堂ノ大国斯文ヲ重ンズ/平洲夫子大峰叟/季孟ノ間ニまさニ君ヲ待スベシ〕枕山は毅堂を
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)