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靈岸島
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れいがんじま
ふりがな文庫
“
靈岸島
(
れいがんじま
)” の例文
新字:
霊岸島
此
(
こ
)
のおなじ
火事
(
くわじ
)
に、
靈岸島
(
れいがんじま
)
は、かたりぐさにするのも
痛々
(
いた/\
)
しく
憚
(
はゞか
)
られるが、あはれ、
今度
(
こんど
)
の
被服廠
(
ひふくしやう
)
あとで、
男女
(
だんぢよ
)
の
死體
(
したい
)
が
伏重
(
ふしかさ
)
なつた。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
茲
(
こゝ
)
に又遠州水呑村の
先名主
(
せんなぬし
)
惣内夫婦は九郎兵衞が計ひに任せて江戸表へ出府なし
靈岸島
(
れいがんじま
)
邊
(
へん
)
に國者の居るを便りて參り此者の世話にて八町
堀
(
ぼり
)
長澤
(
ながさは
)
町の
裏店
(
うらだな
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
靈岸島
(
れいがんじま
)
の瀧五郎といふ土地の御用聞が、子分と一緒に朝つから詰め切つて、御檢屍前に
下手人
(
げしゆにん
)
の目星でもつけようと、一生懸命の活躍を續けてゐる眞つ最中でした。
銭形平次捕物控:155 仏像の膝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次が富崎佐太郎をつれて、八丁堀の組屋敷へ行つた時、丁度
靈岸島
(
れいがんじま
)
の瀧五郎は、泣き濡るゝお袖に繩を打つて、おろ/\する初太郎を後ろに、最も派手に八丁堀へ乘込んで來た時でした。
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
靈岸島
(
れいがんじま
)
の瀧五郎も、袋路地に突き當つたやうな顏をするのです。
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
見てくれ、俺は一寸
靈岸島
(
れいがんじま
)
まで行つて來る
銭形平次捕物控:156 八千両異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
靈
部首:⾬
24画
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
“靈岸”で始まる語句
靈岸