“媒妁口”の読み方と例文
読み方割合
なこうどぐち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といって今のように媒妁口なこうどぐちで相談をめて見合をさせて結納を取かわせるというような軽率極まる習慣はくいけません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
若い同士の秘密を知らない甲州屋では、今度ある媒妁口なこうどぐちに乗せられて、倉田屋の話は忘れたように、よそから藤太郎の嫁をもらうことになった。
半七捕物帳:35 半七先生 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)