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ダレ
おれは、このおれは、
何処に居るのだ。……それから、こゝは何処なのだ。
其よりも第一、
此おれは
誰なのだ。其をすつかり、おれは忘れた。
誰ぞ。此家の戸
押ぶる。
新嘗に我が
夫をやりて、斎ふ此戸を(巻十四)
其よりも第一、此おれは
誰なのだ。其をすつかり、おれは忘れた。
其よりも第一、此おれは
誰なのだ。其をすつかり、おれは忘れた。
“誰(誰(小説))”の解説
「誰」はこの項目に転送されています。
「誰」の語義については、ウィクショナリーの「誰」、または「だれ」の項目をご覧ください。
Wikipediaテンプレートについては「Template:誰」をご覧ください。
『誰』(だれ)は、太宰治の短編小説。
(出典:Wikipedia)