“新嘗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にいなめ58.3%
ニフナミ25.0%
ニヒナメ8.3%
ニヘ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大昔その大神が、富士山のところへ来て一泊を求められたのに、今宵こよい新嘗にいなめの晩だから、知らぬ人などは内に入れられないと厳しく断った。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そや。このオソぶる。新嘗ニフナミに、我がりて、イハふ此戸を(万葉集巻十四)
古代生活に見えた恋愛 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
家の新築や、田植ゑ、酒占や、醸酒サカガミ、刈り上げの新嘗ニヒナメなどの場合である。
鳰鳥ニホドリ葛飾早稲カツシカワセ新嘗ニヘすとも、そのカナしきを、外に立てめやも
方言 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)