“新嘗祭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にいなめさい33.3%
にいなめまつり33.3%
にひなめさい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかも新嘗祭にいなめさいの空青々と晴れて、午後の日光ひかりは墓地に満ちたり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
新嘗祭にいなめまつり小忌おみ青摺あおずりを模様にした、この場合にふさわしい紙に、濃淡の混ぜようをおもしろく見せた漢字がちの手紙も、その階級の女には適した感じのよい返事の手紙であった。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
私は一昨年の秋、而もこの十一月の二十三日新嘗祭にひなめさいの日を卜して園にとび込みました。私は満洲に居りました時、二回も左側湿性肋膜炎をやりました。
入庵雑記 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)