“誰家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どこ66.7%
たがいへ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
始て怖気付おじけづいてげようとするところを、誰家どこのか小男、平生つねなら持合せの黒い拳固げんこ一撃ひとうちでツイらちが明きそうな小男が飛で来て、銃劒かざして胸板へグサと。
弟の暇な時には一緒に海へ行つて遊んだり、誰家どこといふことなしに通りすがりに若い者などの集つて居る家へ入つて、何時も同じ様な漁業の手柄話や女の話などを聞いて時間を過した。
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)