“誰故”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たれゆえ50.0%
だれゆえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
え山越え里打ち過ぎて来るは誰故たれゆえさま故誰故来るは来るは誰故ぞ様故君は帰るかうらめしやのうやれ我が住む森に帰らん我が思う思う心のうちは白菊しらぎく岩隠れつたがくれ
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
その証拠しょうこにはあの狐噲こんかいの唄の文句なども、子が母を慕うようでもあるが、「来るは誰故だれゆえぞ、さま故」と云い、「君は帰るか恨めしやのうやれ」と云い
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)