だあれ)” の例文
『はあ、あの姉さんは妙なことを言ふ人で、へえもう死んで了ひたいの、だあれも居ないやうな処へ行つて大きな声を出して泣いて見たいのツて——まあ、奈何どうして其様な気になるだらず。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
だあれ? 仰しゃいよ。」
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)