“滔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あふ37.5%
とう25.0%
はびこ25.0%
たう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれも椿岳の大作に数うべきものの一つであるが、就中大浪は柱の外、かまちの外までも奔浪畳波があふれて椿岳流の放胆な筆力が十分に現われておる。
大風たいふう颯々さっさつたる、怒濤どとう澎湃ほうはいたる、飛瀑ひばく※々かくかくたる、あるいは洪水天にとうして邑里ゆうり蕩流とうりゅうし、あるいは両軍相接して弾丸雨注うちゅうし、艨艟もうどう相交りて水雷海をかすが如き、皆雄渾ならざるはなし。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
洪水こうずい天にはびこるも、の功これを治め、大旱たいかん地をこがせども、とうの徳これをすくえば、数有るが如くにして、しかも数無きが如し。しんの始皇帝、天下を一にして尊号そんごうを称す。威燄いえんまことに当るからず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
冬の雨水たう々と集り寄せて道崩し、 420
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)