“韓滔”の読み方と例文
読み方割合
かんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官軍の呼延灼こえんしゃく韓滔かんとうの二大将に追いまくられ、あわや宋江や軍師呉用すらが、あぶなく、殲滅せんめつの危機に見舞われかけたほどだったが
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
じつは昨夜、あなたがここを出たあとで、入れ代りに、旧友の彭玘ほうき凌振りょうしん、また韓滔かんとうも、揃ッてここへやって来ました。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いや韓滔かんとうには、百勝将軍のあだ名もあるくせに、どうもそろそろあぶなく見える。りんりたる汗がひたいから眼にながれている容子ようすなど、こころもとない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)