“艨艟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうどう90.9%
まうしやう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜が明けてみれば、昨夜の商船ばかりか、八十余艘の艨艟もうどうが江上を圧している。荊州の守備兵はみな呆然とした顔つきで生捕られた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十二隻の艨艟もうどう一縦列をなして、午後五時大同江口を離れ、伸びつ縮みつ竜のごとく黄海のうしおを巻いて進みぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
波濤はたうりて數百すうひやくの。 艨艟まうしやうはたきてぐ。