“模倣論”の読み方と例文
読み方割合
もほうろん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は正三が手紙を書きかけている机のかたわらに坐り込むと、そばにあったヴィンケルマンの『希臘ギリシャ芸術模倣論もほうろん』の挿絵さしえをパラパラとめくった。正三はペンをくと、黙って兄の仕事を眺めていた。
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)