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倣
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な
ふりがな文庫
“
倣
(
な
)” の例文
僕のこの
言
(
げん
)
を
倣
(
な
)
す
所以
(
ゆゑん
)
は、
渋沢
(
しぶさは
)
子爵の
一言
(
いちげん
)
より、
滔滔
(
たうたう
)
と
何
(
なん
)
でもしやべり得る僕の才力を示さんが為なり。されどかならずしもその為のみにはあらず。同胞よ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
だが、見つめていると、
紅
(
あか
)
い一面の雲のような花の層に柔かい
萌黄
(
もえぎ
)
いろの桃の木の葉が
人懐
(
ひとなつ
)
かしく
浸潤
(
にじ
)
み出ているのに気を取り
倣
(
な
)
されて、
蝙蝠傘
(
こうもりがさ
)
をすぼめて桃林へ入って行った。
桃のある風景
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
倣
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“倣”を含む語句
模倣
模倣者
見倣
摸倣
倣岸
倣尊澄法親王筆
倣模
倣造
口倣
模倣品
模倣論
相倣
驕倣