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見倣
ふりがな文庫
“見倣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みなら
50.0%
みな
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みなら
(逆引き)
いろ/\な大人の
為
(
す
)
ることを見たり聞いたりしても、其頃の私は
直
(
すぐ
)
にそれを
見倣
(
みなら
)
はうとはしないで、唯自分で自分に知れる程度に
止
(
とゞ
)
めて置いた。
犬
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
小太郎も、それに
見倣
(
みなら
)
った。右に、左に折れ曲る急坂を、二人は、静かに、ゆっくりと
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
見倣(みなら)の例文をもっと
(3作品)
見る
みな
(逆引き)
自分は当時の
世間
(
よのなか
)
に事実全身に
刺青
(
ほりもの
)
をなし
万引
(
まんびき
)
をして歩いたやうな毒婦が
幾人
(
いくたり
)
あつたにしても、其れをば
矢張
(
やはり
)
一種の芸術的現象と
見倣
(
みな
)
してしまふ。
虫干
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
三条七坊をすっかり占めた大屋敷を、
一垣内
(
ひとかきつ
)
——
一字
(
ひとあざな
)
と
見倣
(
みな
)
して、
横佩
(
よこはき
)
墻内
(
かきつ
)
と言う者が、著しく殖えて来たのである。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
見倣(みな)の例文をもっと
(3作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
倣
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見倣”のふりがなが多い著者
ロバート・ルイス・スティーブンソン
直木三十五
島崎藤村
永井荷風
泉鏡花
折口信夫