“みなら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見習42.9%
見倣21.4%
見慣14.3%
平均7.1%
見做7.1%
見傚7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小僧こぞうさんの三郎さぶろうといって、田舎いなかから、この叔父おじさんをたよってきたのです。そして、いまの製菓工場せいかこうじょう見習みなら小僧こぞうはいったのでした。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
小太郎も、それに見倣みならった。右に、左に折れ曲る急坂を、二人は、静かに、ゆっくりと
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
見慣みならひて平生へいぜいはすはにそだちしは其の父母の教訓をしへいたらざる所なり取譯とりわけはゝこゝろよこしまにて欲深よくふかく亭主庄三郎は商賣しやうばいの道は知りても世事せじうと世帶せたいは妻にまかおくゆゑ妻は好事よきことにしてをつとしりき身上むき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
第五 坐時すわりてをる起時たちてをる平均みならして、七歩しちぶ三歩さんぶすわくらゐにして、すわるにのみすごからざること
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
そして「其麽思想を口実にして他に之れを見做みならふものがあつたら罪悪は罪悪を産むではないか」と云ひました。
獄中の女より男に (新字旧仮名) / 原田皐月(著)
チと山木の奥様おくさん見傚みならふ様にツて言はれるんですよ、御一家ごいつけみんな信者でらつしやいまして、慈善事業と言へば御関係なさらぬはなく
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)