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くしの神 常世にいます いはたゝす 少名御神スクナミカミカムほき、ほきくるほし、豊ほき、ほきもとほし、まつり来しみぞ(記)
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
くしの神 常世にいます いはたゝす 少御神スクナミカミの 神ほぎ 祝ぎクルほし、豊ほぎ、ほぎモトホしまつり来しみぞ……(仲哀記)
中臣・藤原の遠つオヤあめの押雲根命オシクモネ。遠い昔の日のみ子さまのおしの、イヒと、みを作る御料の水を、大和國中クニナカ殘る隈なく搜しモトめました。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
中臣・藤原の遠つオヤあめの押雲根命オシクモネ。遠い昔の日のみ子さまのおしの、イヒと、みを作る御料の水を、大和国中クニナカ残る隈なく捜しモトめました。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
このみは、わがみならず。クシの神、常世にいます、イハ立たす少名御神の、神壽カムホぎ狂ほし、豐壽トヨホぎ壽ぎ𢌞モトホし、マツり來しみぞ。アサせ。ささ(仲哀記)
耳明らめてお聽きなされ。中臣・藤原の遠つオヤあめの押雲根命オシクモネ。遠い昔の 日のみ子さまのおしの、イヒと、みを作る御料の水を、大和國中クニナカ殘る隈なく搜しモトめました。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
むちは獣類の名となつて、海豹ミチ・貉などの精霊に、つちは蛇・雷などの名となつた。モチもひよつとすると、霊代になるものだから、むち・いつ・うつの系統かも知れぬ。なども神名であらう。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
このみは わがみ酒ならず。
トヨたてまつらせ