“小歌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうた75.0%
コウタ12.5%
リイド12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食後ナイエル夫人は亡夫の肖像を掛けた一室へ僕等三人をいてカンキナしゆの小さなさかづきを勧め、自身はピヤノにいて二三の小歌こうたい声で歌つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
大歌と言ふ名は、民謡、童謡を小歌コウタと称したのに対した官家の歌即、宮廷詩と言ふ事になる。形式の長短に関係なく、公・私の区別を大・小で示したものに過ぎぬ。
万葉集のなり立ち (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そのなかにけつつあるものの小歌リイド
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)