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クシ
ふりがな文庫
“クシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
くし
語句
割合
酒
50.0%
酒精
25.0%
靈液
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒
(逆引き)
母
(
オモ
)
の
乳汁
(
チシル
)
や貝殻がやけどを癒したのは、まじなひに籠りさうだが、実は、正当な薬物療法で、
酒
(
クシ
)
を其最いやちこな効果を持つもの、と考へてゐた、くする(くす——くし)と言ふ行ひであつたと思ふ。
まじなひの一方面
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
クシ(酒)の例文をもっと
(2作品)
見る
酒精
(逆引き)
天つ神の代りに、「
酒精
(
クシ
)
の神少彦名」が、酒の出来るまで、ほき詞をくり返し唱へたと言ふのだ。まつるの語根は、まつらしいと、前に言うて置いた。
村々の祭り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
クシ(酒精)の例文をもっと
(1作品)
見る
靈液
(逆引き)
靈液
(
クシ
)
の
神
(
カミ
)
を
常世
(
トコヨ
)
の
少彦名
(
スクナヒコナ
)
とする處から見ても、まれびとによつて酒ほかひが行はれると見たことが知れる。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
クシ(靈液)の例文をもっと
(1作品)
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