“そのやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其樣83.3%
其様16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其樣そのやうこと如何どうして出來できませう。れば百計ひやくけいつき塲合ばあひには、たとへ海底戰鬪艇かいていせんとうていとも永久えいきゆうこの孤島はなれじま朽果くちはつるとも、無謀むぼう本島ほんたう出發しゆつぱつすること出來できません。きみ左樣さうでせう。
云るゝものかと我が身親子がうゑもせず今日迄くらしけるは皆此方のかげなり今更老たる叔母此梅諸共もろとも置去おきざりにせんとならば勿々なか/\とめはせじ夫ならば其樣そのやう白地あからさまに申給はれと云けるにぞ傳吉大いに迷惑めいわくし是は/\叔母や女房を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
婆や、ほんたうに申訳がないのネ、お前が其様そのやうに心配してお呉れだから、わたしの心を打ち明けますがネ、私は決して人選びを
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
さア其人そのひと口惜くやしくつてたまらないから、あづけたにちがひない、多助たすけさんさへゐれば其様そのやうなことをはずはないのだから、かへしてくれ。とつてもかない。決してあづかつたおぼえはない、とる。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)