“一弾指”の読み方と例文
読み方割合
いちだんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されど人生いくばくもあらず。うれしとおもふ一弾指の間に、口張りあけて笑はずば、後にくやしくおもふ日あらむ。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
が、少将の読むのを聞けば、おれの名前がはいっていない。おれだけは赦免にならぬのじゃ。——そう思ったおれの心のには、わずか一弾指じゃが、いろいろの事が浮んで来た。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ずっと遠くから見ると一弾指に過ぎん。——一弾指の間に何が出来る
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)