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天険
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てんけん
ふりがな文庫
“
天険
(
てんけん
)” の例文
これ鳥を籠中に封ずるのみならず、またその
羽翼
(
うよく
)
を
殺
(
そ
)
ぐものなり。沿海一万五千三百里、今は空しく超うべからざるの
天険
(
てんけん
)
となりぬ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
絶頂
(
ぜつてう
)
を
平坦
(
たひら
)
になし、馬の
背
(
せ
)
の
天険
(
てんけん
)
をたのみてこゝに住居し
耕作
(
かうさく
)
をもしたるが、
亡
(
ほろ
)
びてのち其
灵魂
(
れいこん
)
こゝにとゞまりて
苗場
(
なへば
)
の
奇異
(
きゐ
)
をもなすにやと
思
(
おも
)
へり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さて、甲府を定めて後は、
天険
(
てんけん
)
によって四方を攻略すること、武田信玄の如くあらねばならぬというものもある。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
絶頂
(
ぜつてう
)
を
平坦
(
たひら
)
になし、馬の
背
(
せ
)
の
天険
(
てんけん
)
をたのみてこゝに住居し
耕作
(
かうさく
)
をもしたるが、
亡
(
ほろ
)
びてのち其
灵魂
(
れいこん
)
こゝにとゞまりて
苗場
(
なへば
)
の
奇異
(
きゐ
)
をもなすにやと
思
(
おも
)
へり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“天険”の意味
《名詞》
地勢が人為的でなく険しくなっている場所。天然の要害。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
険
常用漢字
小5
部首:⾩
11画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
天地
天竺