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ぎんみ
ふりがな文庫
“
吟味
(
ぎんみ
)” の例文
土間
(
どま
)
から眼を放したお延は、ついに谷を
隔
(
へだ
)
てた向う側を
吟味
(
ぎんみ
)
し始めた。するとちょうどその時
後
(
うしろ
)
をふり向いた百合子が不意に云った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
男なら酒のよしあしをやかましくいう酒
呑
(
の
)
みのように、ものの
吟味
(
ぎんみ
)
を注意深くするようになれば、料理のよしあしが語れるわけである。
味覚馬鹿
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
また、地方
吟味
(
ぎんみ
)
、
税取立
(
ぜいとりたて
)
、岡崎浜松の勘定方や軍需品の買入役など、およそ経済方面の要務は、ほとんど兼ねているといっていい。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「学校でも若様のお遊び相手ははあなたが
吟味
(
ぎんみ
)
する。
玉石混淆
(
ぎょくせきこんこう
)
ですから、その中からしかるべき人を選んでください。おわかりかな?」
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
吟味
(
ぎんみ
)
與力筆頭、若くて俊敏な笹野新三郎は、この自慢の岡つ引に叩き起されて、大した不平らしい顏もせずに起きて來ました。
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
早くも次の日の午後、この強情な男は、外界を
吟味
(
ぎんみ
)
するための新しい処置を取った。しかもこんどは、ありったけの成果をおさめたのだった。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
「お金、——」と彼は息を止め、それからなにかを
吟味
(
ぎんみ
)
するように云った、「貴女はいまあいつらに、金をやったんですか」
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
可
(
い
)
いさ、
俺
(
おれ
)
もそりや
何方
(
どつち
)
だツて
可
(
い
)
いさ。
雖然
(
けれども
)
是
(
これ
)
だけは
自白
(
じはく
)
して置く。俺はお前の
肉
(
にく
)
を
吟味
(
ぎんみ
)
したが、心は
吟味
(
ぎんみ
)
しなかツた。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
いや足しになるどころではない、これを十分
吟味
(
ぎんみ
)
すれば、何もジタバタしなくたって、坐っていて事件の真相をつかむことが出来るかも知れない。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
殘らず
呼集
(
よびあつ
)
め次右衞門三五郎正座に
直
(
なほ
)
り
座傍
(
かたはら
)
には
寺社奉行
(
じしやぶぎやう
)
并びに遠藤喜助小林軍次郎等
列座
(
れつざ
)
にて一人々々に
呼出
(
よびいだ
)
し澤の井の宿を
吟味
(
ぎんみ
)
に及ぶも名主を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「某より申上げます。唯今、仮牢にて
吟味
(
ぎんみ
)
中でござりまするが、それも野良着のままにて御前へ推参いたさせますることはいかがかと存じまするが」
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
そんな次第
故
(
ゆえ
)
諸方からの到来物は一々自ら
吟味
(
ぎんみ
)
して
菓子
(
かし
)
の折まで開けて調べるという風で月々の収入支出等も佐助を呼びつけて
珠算盤
(
そろばん
)
を置かせ決算を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「絵柄は、わたしも、随分と
吟味
(
ぎんみ
)
いたしたつもりで——鷹は、
百鳥
(
ひゃくちょう
)
のつわもの——一度見込んだ対手は、のがしっこがないといわれてますゆえ——」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
この二重の
吟味
(
ぎんみ
)
で、もうなにも食物の
残
(
のこ
)
っていないことがわかった。それでかれはたき火の前の自分の
席
(
せき
)
に帰って、ゼルビノとドルスの顔をながめた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ところで、荒唐無稽であるが、この妙チキリンな一語は、芸術の領域では、さらに心して
吟味
(
ぎんみ
)
すべき言葉である。
FARCE に就て
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
夫
(
そ
)
れから脇屋を捕まえると同時に
家捜
(
やさが
)
しをして、そうしてその
儘
(
まま
)
当人は伝馬町に
入牢
(
にゅうろう
)
を
申付
(
もうしつ
)
けられ、何かタワイもない
吟味
(
ぎんみ
)
の末、牢中で切腹を申付られた。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
誰
(
だれ
)
でも
實際
(
じつさい
)
に
當
(
あた
)
つて
一々
(
いち/\
)
營養
(
えいやう
)
の
如何
(
いかん
)
を
吟味
(
ぎんみ
)
して
食
(
く
)
ふ
者
(
もの
)
はない、
第
(
だい
)
一に
先
(
ま
)
づ
味
(
あぢ
)
の
美
(
び
)
を
目的
(
もくてき
)
として
食
(
く
)
ふのである。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
一つの件がきわめて長いあいだ
吟味
(
ぎんみ
)
されていると、その吟味がまだ終ってしまってはいないのに、突然、電光石火の勢い、思いもかけなかったようなところ
城
(新字新仮名)
/
フランツ・カフカ
(著)
隆夫は今までによく
吟味
(
ぎんみ
)
してあったから自分のところの受信機はほとんどゆがみを
生
(
しょう
)
じない自信があった。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ここを深く相考うべきこと
頭
(
かしら
)
たる者よくよく心をつけもはや縁辺願い出で候節
吟味
(
ぎんみ
)
を遂ぐべきことに候。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
それは今まで調べられた、どの
切支丹門徒
(
きりしたんもんと
)
の申し条とも、全く変ったものであった。が、奉行が何度
吟味
(
ぎんみ
)
を重ねても、頑として吉助は、彼の述べた所を
飜
(
ひるがえ
)
さなかった。
じゅりあの・吉助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雨戸をしめれば蛇の逃所がなし、しめねばならず、ランプを呼ぶやら、青竹を
吟味
(
ぎんみ
)
するやら、
小半時
(
こはんとき
)
かゝって雨戸をしめ、隅に小さくなって居るのを手早くたゝき殺した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
材料も
吟味
(
ぎんみ
)
し、木理も考え、小刀も
利味
(
ききあじ
)
を
善
(
よ
)
くし、力加減も気をつけ、何から何まで十二分に注意し、そして
技
(
わざ
)
の限りを
尽
(
つく
)
して作をしても、木の
理
(
め
)
というものは一々に
異
(
ちが
)
う
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
実際これを作るには、長い幾夜かを費すのであって、材料も
吟味
(
ぎんみ
)
するから安くは出来ない。
蓑のこと
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
相当の
吟味
(
ぎんみ
)
をして入れなければならないはずなのが、どうしたものか、少なくとも、たった一人だけ穏かでない人足を入れてあることは、役人たちの大きな手落ちと言おうか
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
彼は姉の下腹を
窺
(
うかが
)
った。躑躅をひくときの姉の様子を浮かべると、肱で子供が
潰
(
つぶ
)
されていそうに思えてならなかった。しかし、それをどうして
吟味
(
ぎんみ
)
してよいものか分らなかった。
御身
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
昔
(
むかし
)
、ある
国
(
くに
)
に
有名
(
ゆうめい
)
な
陶器師
(
とうきし
)
がありました。
代々
(
だいだい
)
陶器
(
とうき
)
を
焼
(
や
)
いて、その
家
(
うち
)
の
品
(
しな
)
といえば、
遠
(
とお
)
い
他国
(
たこく
)
にまで
名
(
な
)
が
響
(
ひび
)
いていたのであります。
代々
(
だいだい
)
の
主人
(
しゅじん
)
は、
山
(
やま
)
から
出
(
で
)
る
土
(
つち
)
を
吟味
(
ぎんみ
)
いたしました。
殿さまの茶わん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「で、日光造営奉行が、拙者ときまりましてから、江戸にいる家老に申しつけて、日光を中心にした四十里の地方と、江戸からの道中筋、駅馬などを残らず
吟味
(
ぎんみ
)
させましたところが」
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「旦那の御
吟味
(
ぎんみ
)
は違っております。これではわたくしが浮かばれません。」
真鬼偽鬼
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
更
(
あらた
)
めて、町奉行が、
余
(
あまり
)
の事に、
櫓下
(
やぐらした
)
を
胡乱
(
うろ
)
ついた時と、同じやうな
状
(
さま
)
をして見せろ、とな、それも
吟味
(
ぎんみ
)
の手段とあつて、屑屋を立たせて、
笊
(
ざる
)
を
背負
(
しょ
)
はせて、
煮
(
に
)
しめたやうな
手拭
(
てぬぐい
)
まで
被
(
かぶ
)
らせた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
余は目科に向いて馬車の隅にすくみしまゝ一つは我が胸に浮ぶ様々の想像を
吟味
(
ぎんみ
)
するに
急
(
いそが
)
わしく一は又目科の様子に気を附けるが忙わしさに一語だも発するひま無し、目科は又暫し考えし末
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
「何ですね。若旦那だって、商売人の子じゃござんせんか。このくらい手近かにある現品の
吟味
(
ぎんみ
)
を、今更、
表
(
おもて
)
に
晒
(
さら
)
して野暮な実物
看貫
(
かんかん
)
も出来ないじゃござんせんか。つもっても、ごろうじましな」
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
実際にほかの動物が
辛
(
つら
)
くては、何にもならない、結局はほかの動物がかあいそうだからたべないのだ、小さな小さなことまで、一一
吟味
(
ぎんみ
)
して大へんな手数をしたり、ほかの人にまで
迷惑
(
めいわく
)
をかけたり
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
吟味
(
ぎんみ
)
の結果は僧が云ったように三左衛門が二目の負けとなっていた。
竈の中の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
不審の
廉
(
かど
)
を以て
吟味
(
ぎんみ
)
致し候処、右慶蔵申立て候処によれば、慶蔵事盗み候金子は満行寺境内に有之候
子育地蔵尊
(
こそだてじぞうそん
)
の
賽銭
(
さいせん
)
ばかりにて、所持の大金は以前より満行寺門内の大木の穴に有之候ものゝ由にて
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
領主
暫時
(
しばらく
)
叫喚
(
けうくわん
)
の
口
(
くち
)
を
閉
(
と
)
ぢよ、
先
(
ま
)
づ
此
(
この
)
疑惑
(
ぎわく
)
を
明
(
あきら
)
かにして
其
(
その
)
源流
(
げんりう
)
を
取調
(
とりしら
)
べん。
然
(
しか
)
る
後
(
のち
)
、われ
將
(
は
)
た
卿等
(
おんみら
)
の
悲歎
(
なげき
)
を
率
(
ひき
)
ゐて、
敵
(
かたき
)
の
命
(
いのち
)
をも
取遣
(
とりつか
)
はさん。
先
(
ま
)
づそれまでは
悲歎
(
ひたん
)
を
忍
(
しの
)
んで、
此
(
この
)
不祥事
(
ふしゃうじ
)
の
吟味
(
ぎんみ
)
を
主
(
しゅ
)
とせい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
知事は“早暁に行われた美人ごろしの事件”と聞いて、さっそく官舎から
庁
(
ちょう
)
へのぼり、閻婆と唐牛児を
白洲
(
しらす
)
にすえて、
吟味
(
ぎんみ
)
をひらいた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふぐの特質は、こんな一片のシャレで
葬
(
ほうむ
)
り去られるものではなかろう。ふぐの味の特質は、もっともっと
吟味
(
ぎんみ
)
されるべきだと私は考える。
河豚は毒魚か
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
「良家の令嬢、
深窓
(
しんそう
)
の
佳人
(
かじん
)
なら、そんな心配はない。そういうのを
吟味
(
ぎんみ
)
して、早く貰うんだよ。光子さんだって賛成するだろう」
妻の秘密筥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
彼は最初の二三台を親の
敵
(
かたき
)
でも
覘
(
ねら
)
うように
怖
(
こわ
)
い眼つきで
吟味
(
ぎんみ
)
した
後
(
あと
)
、少し心に
余裕
(
よゆう
)
ができるに連れて、腹の中がだんだん
気丈
(
きじょう
)
になって来た。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「一向知りませんよ。旦那はお酒の
吟味
(
ぎんみ
)
がやかましくて、
剣菱
(
けんびし
)
を
樽
(
たる
)
で取って飲んでいましたから、酒屋の徳利なんか家へ入るわけはありません」
銭形平次捕物控:085 瓢箪供養
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
入れ殺生する
曲者
(
くせもの
)
ありとの
訴
(
うつた
)
へに付私し
出役
(
しゆつやく
)
仕つり引き捕へ
吟味
(
ぎんみ
)
仕り候處に
彼曲者
(
かのくせもの
)
は紀伊家の徳太郎
信房卿
(
のぶふさきやう
)
の御名前を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
弁兆は食膳の
吟味
(
ぎんみ
)
に心をくばり、
一汁
(
いちじゅう
)
の風味にもあれこれと工夫を命じた。団九郎の坐禅諷経を
封
(
ふう
)
じて、山陰へ木の芽をとらせに走らせ、又、
屡〻
(
しばしば
)
蕎麦
(
そば
)
を打たせた。
閑山
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
吟味
(
ぎんみ
)
にかける盗賊があり、係の与力と打合せをするためで、そのあと夕方まで役所で事務をとった。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そして、極度に混乱した思考力を落ちつけ、この一連の犯罪事件を、もう一度隅から隅まで
吟味
(
ぎんみ
)
して見たいと思った。あとはやがて到着する警察の人々に任せて置けばよい。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
何
(
いず
)
れでも
宜
(
よろ
)
しい、政府が
買
(
かっ
)
た
儘
(
まま
)
の
価
(
あたい
)
で売て
呉
(
く
)
れると
云
(
い
)
えば、私はどんなにでも骨を
折
(
おっ
)
て、本を
吟味
(
ぎんみ
)
して値切り
値切
(
ねぎっ
)
て安く買うて売て
遣
(
や
)
るようにするが、政府が
儲
(
もう
)
けると云えば
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
それは、なんであったか、
僕
(
ぼく
)
は
昨日
(
きのう
)
から、
今日
(
きょう
)
へかけて、
散歩
(
さんぽ
)
した
場所
(
ばしょ
)
を
目
(
め
)
に
浮
(
う
)
かべたり、
読
(
よ
)
んだ
書物
(
しょもつ
)
について、
吟味
(
ぎんみ
)
したりしたのでした。けれど、やっぱり
雲
(
くも
)
をつかむようだったのです。
世の中のために
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「何が毒酒なもんで——いい酒さ——いいも良い——池田の
剣菱
(
けんびし
)
、ちょいと口にへえる奴じゃあねえ。これで、おいらも、何の道楽もねえ堅造だが、酒だけは
吟味
(
ぎんみ
)
しねえじゃあいられねえ方だ」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「よし、では鳥沢の粂を呼び出してからまた
吟味
(
ぎんみ
)
をする、さがれ」
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
例年の通りに、お茶の水の聖堂で
素読
(
そどく
)
吟味
(
ぎんみ
)
が行なわれた。
半七捕物帳:11 朝顔屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“吟味”の意味
《名詞》
吟 味(ぎんみ)
詩歌を吟じてその含蓄を味わうこと。
物事をよくよく精査すること。
よく調べて選定すること。
罪人に対して詮議を行うこと。
監督すること。
数学の問題などで、導かれた解が題意を満たすか検討すること。
(出典:Wiktionary)
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“吟味”で始まる語句
吟味与力
吟味與力
吟味中
吟味所
吟味役
吟味懸
吟味書
吟味濟
吟味詰
吟味聞役