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吟味中
読み方 | 割合 |
ぎんみちう | 50.0% |
ぎんみちゅう | 50.0% |
掛られ平左衞門は此方
吟味中なり主税之助
控へませいシテ平左衞門
我は
思ひの外なる
忠臣者ぢや然すれば其方に
罪は有ども又其方を
取久兵衞は
吟味中主人五兵衞へ
預けられ文右衞門は
直樣頭の
小出兵庫殿へ差出しと相なり
吟味中入牢申付られける又文右衞門が
女房お政は家主へ預けとなり長屋の者共にて
嚴しく
宅番を
吟味中入牢仰付といい渡された時には歌麿は余りのことに、
危く
白洲へ
卒倒しようとしたくらいだった。