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気概
ふりがな文庫
“気概”の読み方と例文
読み方
割合
きがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きがい
(逆引き)
と、秀吉は左右を
顧
(
かえり
)
みた。人々は笑い興じた。ひどくお
下手
(
へた
)
な歌ではあるが、味方の
気概
(
きがい
)
を示すには足りるし、あわせて一笑を放つには充分だ。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
エバン船長は欧洲大戦生き残りの勇士で、いまなおおかすべからざる
気概
(
きがい
)
をもっていたが、一面
好々爺
(
こうこうや
)
でもあった。
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この秀麗な
気概
(
きがい
)
は、当時まだひらの大岡忠右衛門といって、山田奉行を勤めていた壮年の越前守忠相の胸底に一脈あい通ずるものがあったのであろう。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
気概(きがい)の例文をもっと
(13作品)
見る
“気概”の意味
《名詞》
気 概(きがい)
困難に遭遇しても屈さない強い心。気骨。
(出典:Wiktionary)
“気概”の解説
気概(きがい、el: θυμός、thymos)とは、自ら進んで困難に立ち向かっていく強い意志・気性を指す。
プラトンは「魂の三分説」において、この「気概」を、「理知」「欲望」と共に、人間の魂(精神)の側面・機能の1つに数えている。
(出典:Wikipedia)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
概
常用漢字
中学
部首:⽊
14画
“気概”の類義語
根性
意気
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気概”のふりがなが多い著者
田中英光
新渡戸稲造
吉川英治
林不忘
幸田露伴
夏目漱石
海野十三