女強盗おんなごうとう
隆房大納言が、検非違使(警視庁と裁判所をかねたもの)の別当(長官)であった時の話である。白川のある家に、強盗が入った。その家の家人に、一人の勇壮な若者がいて、身支度をして飛出したが暗くてどちらが味方か敵かわからない。まごまごしているうちに、 …
作品に特徴的な語句
つく 夕暮ゆうぐれ 殿どの かしこま 面被おもておおい 鼠鳴ねずな おわ さむらい 充満じゅうまん たい 小柄こがら 尾行びこう 御門みかど あや 押入おしい とら みな ぬす だれ 一緒いっしょ たがい 今更いまさら 介抱かいほう そば 刑具けいぐ 勇壮ゆうそう 口笛くちぶえ たた 合点がてん 同棲どうせい へい ほか ゆめ おく 女房にょうぼう さまた 官邸かんてい 家人けにん 小袖こそで つぼね 床板ゆかいた 座敷ざしき 弦打つるうち 強盗ごうとう 強飯こわめし かげ 得物えもの 御縁ごえん 愛嬌あいきょう 懇意こんい 我慢がまん はら 指図さしず 捜索そうさく 掃除そうじ そろ 援兵えんぺい ひつ なみだ 烏丸からすま 牢獄ろうごく 男装だんそう あと 相違そうい 笞打むちう 納戸なんど 総監そうかん なわ 蓼中たでなか 血痕けっこん 衣裳いしょう かぶ すそ おそ 覚悟かくご 訴人そにん くわ 誘惑ゆうわく 警戒けいかい 身体からだ 辛抱しんぼう むか ちが 閨房けいぼう はな ころ