“白猫”の読み方と例文
読み方割合
しろねこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ふん、まぐれたりにたったな。いかにも二ひきねこ相違そういありません。それで一ぴき赤猫あかねこ、一ぴき白猫しろねこです。」
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
与平は乾いた手拭てぬぐいで、胸からへそへかけてゆっくりこすった。千穂子がかたづく以前からっている白猫しろねこが、のっそりと与平の足もとにたたずんでいる。小さいでは、なべからしるえこぼれていた。
河沙魚 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
白猫しろねこが入つて来ました。