“精神病”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいしんびょう50.0%
せいしんびやう25.0%
キチガイ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々われわれロシヤの地方団体ちほうだんたい医術いじゅつはどうであろうか、まず精神病せいしんびょういてうならば、現今げんこん病気びょうき類別法るいべつほう診断しんだん治療ちりょう方法ほうほうともみなこれを過去かこ精神病学せいしんびょうがく比較ひかくするならば
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
這麼事こんなことおそれるのは精神病せいしんびやう相違さうゐなきこと、と、かれみづかおもふてこゝいたらぬのでもいが、さてまたかんがへればかんがふるほどまよつて、心中しんちゆう愈々いよ/\苦悶くもんと、恐怖きようふとにあつしられる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さても気楽な精神病キチガイ医者だよ。ならば治療の仕方はどうかと。心配するだけ野暮天やぼてん、素人。これも、やっぱり診察同様。盲目めくら探りの真っ暗闇だよ。すぐに脳天砕かぬところが。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)