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野暮天
ふりがな文庫
“野暮天”の読み方と例文
読み方
割合
やぼてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぼてん
(逆引き)
一文二文の投げ銭でも、
贔屓
(
ひいき
)
とあって下さる物ならありがてえが、おまはんみたいな
野暮天
(
やぼてん
)
の袂クソなんざ、くれるといってもお断りだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人間は死期が近づくにつれて、どんなに俗な
野暮天
(
やぼてん
)
でも、奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
犯人
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
……いやそれゆえあの獲物を、全部貴殿よりお返しを願い、一人で
得分
(
とくぶん
)
しようなどとは、決して決して申しませぬ。それほどわれらも
野暮天
(
やぼてん
)
ではござらぬ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
野暮天(やぼてん)の例文をもっと
(8作品)
見る
“野暮天”の意味
《名詞》
野暮天(やぼてん)
極めて野暮なこと。まるで洗練されていないこと。また、その人。
(出典:Wiktionary)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
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太宰治