“厄病神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくびやうがみ75.0%
やくびょうがみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「兄は泥棒かも知れませんが、妹の私は何にも知りやしません。それを町内の構者かまひものにして、厄病神やくびやうがみのやうに追拂つたのは、何といふ譯の解らない人達でせう」
何なりと片付かたづけて置れよ私しは江戸の用事すみ次第引返ひきかへ古郷こきやう御同道ごどうだう致しませうと一宿しゆくして申合せ翌朝よくてう江戸へ赴きける九郎兵衞は跡にて村役人はじめ親類へも委細ゐさい話せば皆々は厄病神やくびやうがみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なにかと横道おうどうなお振舞いを遊ばしまして、お手討ちになったり、通行止めをされたり、ここらあたりの百姓共は毎度々々むごい迷惑をうけておりますゆえ、厄病神やくびょうがみの御通りだなぞ申して