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厄病神
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やくびやうがみ
ふりがな文庫
“
厄病神
(
やくびやうがみ
)” の例文
「兄は泥棒かも知れませんが、妹の私は何にも知りやしません。それを町内の
構者
(
かまひもの
)
にして、
厄病神
(
やくびやうがみ
)
のやうに追拂つたのは、何といふ譯の解らない人達でせう」
銭形平次捕物控:024 平次女難
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何なりと
片付
(
かたづけ
)
て置れよ私しは江戸の用事
濟
(
すみ
)
次第
引返
(
ひきかへ
)
し
古郷
(
こきやう
)
へ
御同道
(
ごどうだう
)
致しませうと一
宿
(
しゆく
)
して申合せ
翌朝
(
よくてう
)
江戸へ赴きける九郎兵衞は跡にて村役人
始
(
はじ
)
め親類へも
委細
(
ゐさい
)
話せば皆々は
厄病神
(
やくびやうがみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
氣のせゐか、家中のものが皆なソハソハして、
厄病神
(
やくびやうがみ
)
の宿のやうに、どの顏もどの顏も眞つ蒼です。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“厄病神(
疫病神
)”の解説
疫病神、厄病神(やくびょうがみ)は、世の中に疫病をもたらすとされる悪神。疫神、厄神(やくしん、やくじん、えきしん)、行疫神(ぎょうやくじん、ぎょうえきじん)ともいう。家々のなかに入って人びとを病気にしたり、災いをもたらすと考えられている(ここから転じて「他人に忌み嫌われる人」に対する蔑称として使われることもある)。
(出典:Wikipedia)
厄
常用漢字
中学
部首:⼚
4画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“厄病”で始まる語句
厄病
厄病禳
厄病除