“差(ちがい)” の例文
教育の差(ちがい)、気質の異なり、そはもちろんの事として、先妻の姉——これが始終心にわだかまりて、不快の種子(たね)となれるなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
自分はこんな景色でなければ楽しいとは思えぬ。要するに宗近と自分とは檜山(ひのきやま)と花圃(はなばたけ)の差(ちがい)で、本来から性(しょう)が合わぬから妙な感じがするに違ない。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
毫髪の差(ちがい)なし、民持ち帰り、物主を呼び、読んでもってこれを示すに、みな頭を叩いて駭き伏す