“臥蠶”の読み方と例文
新字:臥蚕
読み方割合
ぐわさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碎けよと握り詰めたるつかも氣も何時いつしかゆるみて、臥蠶ぐわさん太眉ふとまゆ閃々と動きて、覺えず『あゝ』と太息といきつけば、霞む刀に心も曇り、うつるはわがかほならで、烟の如き横笛が舞姿。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)