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臥所
ふりがな文庫
“臥所”の読み方と例文
読み方
割合
ふしど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふしど
(逆引き)
樣々な
懊惱
(
あうのう
)
を
累
(
かさ
)
ね、
無愧
(
むき
)
な卑屈な
侮
(
あなど
)
らるべき下劣な情念を押包みつゝ、この暗い六疊を
臥所
(
ふしど
)
として執念深く生活して來たのである。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
あの方が
臥所
(
ふしど
)
からお起きになつて、雪のやうに白い靴下をお穿きになるため、あの可愛らしいおみ足をおのせになる足臺も見たい……。
狂人日記
(旧字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
左門
前
(
さき
)
にすすみて、
八九
南の
窓
(
まど
)
の
下
(
もと
)
にむかへ、座につかしめ、
兄長
(
このかみ
)
来り給ふことの遅かりしに、老母も待ちわびて、
翌
(
あす
)
こそと
臥所
(
ふしど
)
に入らせ給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
臥所(ふしど)の例文をもっと
(20作品)
見る
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“臥”で始まる語句
臥
臥床
臥薪嘗胆
臥龍
臥戸
臥牛
臥龍梅
臥榻
臥転
臥房
“臥所”のふりがなが多い著者
ステファヌ・マラルメ
嘉村礒多
ニコライ・ゴーゴリ
作者不詳
南方熊楠
林不忘
森鴎外
富永太郎
横光利一
夏目漱石