“臥所”の読み方と例文
読み方割合
ふしど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樣々な懊惱(あうのう)を累(かさ)ね、無愧(むき)な卑屈な侮(あなど)らるべき下劣な情念を押包みつゝ、この暗い六疊を臥所(ふしど)として執念深く生活して來たのである。
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
あの方が臥所(ふしど)からお起きになつて、雪のやうに白い靴下をお穿きになるため、あの可愛らしいおみ足をおのせになる足臺も見たい……。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
左門前(さき)にすすみて、八九南の窓(まど)の下(もと)にむかへ、座につかしめ、兄長(このかみ)来り給ふことの遅かりしに、老母も待ちわびて、翌(あす)こそと臥所(ふしど)に入らせ給ふ。