“蠶豆賣”の読み方と例文
読み方割合
そらまめうり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蠶豆賣そらまめうりの來る頃は既に過ぎ去り、青梅を賣りに來るにもやゝ遲く、すゞしい朝顏の呼聲を聞きつけるにはまだすこし早くて、今は青い唐辛たうがらしの荷をかついだ男が來はじめる頃だ。住めば都とやら。
短夜の頃 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)