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ぶちねこ
ふりがな文庫
“ぶちねこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
斑猫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斑猫
(逆引き)
其處には
斑猫
(
ぶちねこ
)
の死體が轉ツてゐたのだ。眼を
剥
(
む
)
き、足を踏張り齒を
露出
(
むきだ
)
してゐたが、もう毛も皮もべと/\になツて、半ば腐りかけてゐた。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
陽春の訪れと共に
狹隘
(
せゝつこま
)
しい崖の下も
遽
(
にはか
)
に活氣づいて來た。大きな
斑猫
(
ぶちねこ
)
はのそ/\歩き廻つた。澁紙色をした裏の菊作りの爺さんは菊の苗の手入れや施肥に餘念がなかつた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
斑猫
(
ぶちねこ
)
はそのコップをよけ、前肢をそろえ髭をあおむけ、そっと葉っぱを引っぱっては食っている。ふさふさした葉が揺れるだけだ。音もしない。日本女はもう二時間そうやって寝ている。
子供・子供・子供のモスクワ
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ぶちねこ(斑猫)の例文をもっと
(3作品)
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