“ヨシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:よし
語句割合
14.3%
余此14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、家賃も何もみんな払へたつて本統ですか? ヨシさんなんてい息子をお持ちなすつたのが何よりお仕合せですネ。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
のぶは何故かこの話しを一生懸命に聞いて居りました。ヨシさんといつた壮年のことは格別気をとめて聞く訳のあつたことはズツトあとになつて私にも分りました。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
凡、天皇の崩ずる時、比自支和気等殯所に到りて、其事に供奉す。仍りて、其氏二人を取る。名を禰義ネギ余此ヨシと称す。禰義は刀を負ひ、並びにホコを持つ。余此は酒食を持ち、並びに刀を負ふ。
達治が三ヨシというところにいる夢を見た、と。さがしに行こうと。
非職凡下ボンゲヲイワズ、伊勢ノ車ノ庄ヲ恩賞ニテ行ナワルヨシ、関東ノ御教書ミギョウショ有之コレアリ、ソノ上ニ定遍ジョウヘンズ三日ガウチニ六千貫ヲ与ウベシ、御内ミウチ伺候シコウノ人、御手オンテノ人ヲ討チタラン者ニハ五百貫
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
佐藤美子というソプラノ、このひともハナのおヨシという名あり、関屋敏子しかり。本野の夫人しかり、そしてこの夫人もそうです。骨格の関係で目立つのね、関係上。
世に片葉カタハヨシと呼ばれているアシがあって、この名は昔からなかなか有名なものであり、いろいろの書物にもよく書いてあって、世人はこれを一種特別なアシ(すなわちヨシ)だと思っている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
かくの如き場合がいわゆる片葉カタハヨシにて別に何の不思議もなければまた無論別種のものでもない。一方から風の吹き来る処では何処でも随時この片葉の蘆が出現する。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)