“縁由”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆかり66.7%
いわれ16.7%
よし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一条家でも、御縁由ゆかり殊更ことさらに深い東山の光明峰寺こうみょうぶじをはじめとし、東福、南禅などにそれぞれ分けてお納めになりました。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
わたくしはこんな陰気いんきくさいところいやでございます。でもここはなん縁由いわれ のあるところでございますか?』
去年の夏川島家を追われし以来絶えて久しきかのうばのいくが、その再会の縁由よしとなれるがために病そのものの悲しむべきをも喜ばんずるまで浪子をなつかしめるありて
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)